かりゆしウェアとは

かりゆしウェアの定義

「かりゆしウェア」の定義は、

  1. 沖縄県産品であること
  2. 沖縄らしさを表現したものであること

とされ、沖縄の夏を快適に過ごすとともに、本県を訪れる観光客を温かく迎え入れる沖縄のイメージアップを図るためにつくられたウェアです。

沖縄の伝統染織物、文化や自然等をモチーフにしたデザインが特徴で、着用の際はウェアの裾を外に出して着るのが一般的です。

現在は、多彩な柄もつくられ、シーサー柄やゴーヤー柄などユニークに富んだデザインも出てきています。

※「かりゆしウェア」は、平成12年に(社)沖縄県工業連合会により商標登録(登録商標「かりゆし」、登録第4478571号)されています。

かりゆしウェアの歴史

沖縄の方言で「めでたい」という意味の「かりゆし」。

もともとは、1970年ごろ沖縄県観光連盟会長だった宮里定三氏の発案で、アロハシャツに負けない"沖縄らしいウェア"を作ろうと「沖縄シャツ」が発売されました。また、1980年には財団法人沖縄県観光開発公社が「おきなわウェア」を発売しましたが、このときは定着までには至りませんでした。

1990年には、沖縄県が「めんそーれ沖縄県民運動推進協議会」の運動目標の一つとして沖縄らしいウェアを推奨、沖縄県庁内や観光業界で着用されはじめ、徐々に県内に普及し始めました。

その後、デザインの条件を「沖縄らしさを表現」と緩和することで、分かれていた名称が「かりゆしウェア」に統一されました。2000年に行われた九州・沖縄サミットでは各国首脳が着用したこともあり、かりゆしウェア普及の一大転機を迎えることとなりました。

また、リーズナブルな価格も手伝って、広く沖縄県民に着用されるようになりました。

かりゆしウェアは、クールビズの牽引役

小泉政権下で2005年以降の夏に環境省が中心となって行われている環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン「クールビズ」。具体的には「冷房の節約」とされ、ノージャケット・ノーネクタイのスタイルを指していますが、かりゆしウェアはビジネスシーンでも好印象を与えるとして、「クールビズ」の一つと位置づけられ、今は沖縄県内のみならず全国に広がりつつあります。
(参照:内閣府 沖縄担当部局ホームページ/沖縄県衣類縫製品工業組合ホームページ)